被害者の会設立
たとえばひとつの出会いサイトがあるとします。
そこにサクラ会員が存在し、ひとりのサクラ会員が複数の人間に対してメールを送り続け、その複数の人間はメールを送受信するためにせっせとポイントを購入しつづけたと過程しましょう。
これが犯罪なのか?
結論から言うと立派な犯罪です、しかし実証の難しい犯罪と言えます。
それは何故か?
もし貴方が出会いサイトに登録した目的が肉体関係を前提とした相手を探すためとしたら、騙されたとわかった後に相手を訴えようとしても躊躇してしまうのではないでしょうか?(自分の目的も包み隠さず報告する必要があります)
別の例として恋人探しのために登録し、サクラ会員に騙されたと気づいた場合、誰を訴えるべきかわからないというケースもあります。これらの場合、サクラを使って誰が利益を得ているのか?この点が大事になってきます。
運営会社を相手取って訴訟を起こす場合には個人よりも複数の人間で「被害者の会」として集団で訴訟を起こす方法が有効です。
複数の会員が同じサクラ会員から同じようなメールで何十回とやりとりがあっつたのを証明できたとしたら(それらは自分達の受信箱をお互いに確認することで可能です)、それが充分証拠として使う事ができるでしょう。
これらの証拠を運営会社は責任ないと言っても規約、サポート体制の不備として別の面で訴訟を起こせる可能性があります。
被害者の会を起こす上で最低限必要なものは下記の事項があります。
・複数の会員が同一サクラ会員からメールを受け取っている
・同一のメール内容が複数送られていることを証明できる
・運営会社の免責事項にサポート体制が含まれていない
・最低でも訴訟おこす会員達で弁護士への報酬を折半することを同意する
など必要となります。
会員間のメールのやりとりなどのデータは運営会社が管理しているのでまずはメール内容の開示やサクラメールがあった場合、そのメールを送った人間は会社で雇っている人間かそうでないか?などを法的な書類で相手に請求することになります。
この時点では訴訟できるかどうかの証拠固めなので証拠を集めるための被害者の会設立となります。
個人の場合
出会いサイトの出会った個人にお金を騙しとられた、物資を貢いだ場合
これらの場合は民事として訴訟を起こすことが出来ますが、自分の意思で相手に金銭、または物資を貢いだ場合は立証が難しいのが現状です。
出会いサイトではなく=ホストに貢いだ、しかし騙されたのでホストを訴えるという話はあまり聞いた事がありません。ここで大事な点は自分から納得して行ったのか?脅迫されて仕方なく行ったのか?など本人の意思に要点が絞り込まれます。
くれぐれもお金の貸し借りを行う場合には正式な契約書など用意し返済期間や署名、捺印など法的に有効な形にしたうえで行ってください。
運営会社の場合
出会いサイトを運営している会社を訴える場合には個人ではなく複数の人間で集団で訴えることを薦めます。
被害者の会として運営会社に対し、サクラ会員を立証できる証拠を弁護士に依頼して調べてもらいます。運営会社がバイトや社員を用いてサクラメールを作成し会員からポイント購入費を徴収していた場合には詐欺罪が適用される可能性が高くなります。
実際に被害者の会を設立するのにも会員数が多いほど弁護士への費用の負担が一人当たり少なくなり、証拠としてメールの内容を持ち寄ることもできます。
被害者の会を設立するための人数には最低限の決まりはありませんが、同サイトで被害にあったと思う人はネット上で情報の共有化を目指し、それらを証拠のひとつとして弁護士に提示することで被害者同士のネットワークと会の設立を行えることが可能となるでしょう。
グループを相手にする場合
運営会社ではなく、グループによって被害を受けた場合にはどうすればいいのか?
実はこれが一番難しい対処方法で民事として処理することになります。
つまり定額制サイトなどに複数の人間が登録し相手を探し、特定の人物に対してグループで詐欺行為を行う方法です。
複数の人間は実際にはグループとして活動しているのですがサイト内では知らない人間として存在します。そして一人の人間をターゲットにあらゆる方法で金銭、物資を搾取する行為を行うのです。
騙された方は一人の人間に騙されたと思うのですが、巧妙に複数の人間が関与しているので誰が主犯で誰を訴えればいいのか分からない状態になります。
巧妙かつ高度な詐欺集団なので一般人には立証が難しいといえます。
出会いサイトに登録している人達、全体への注意として、「記録にのこす」ことが大切です。訴訟したときに「何月何日にこのようなことがあった」、「何日のメールでこのような頼みをされた」など記録することが大事です。
特にサイトに慣れて、相手が見つかってからは慎重になってください。
相手を疑うのは失礼と思うかもしれませんが、まさかのトラブルを避けるためにも自分のメールのやりとりや相手からのメール内容を記録する方法を考えてください。
一番確実なのは相手からのメールを消去しないこと、または手間でもその都度、デジカメなどで記録しておくことです。
出会いサイトの代表的な被害
出会いサイトの代表的な被害について
出会いサイトにはサクラと呼ばれる人間が存在することが多く、この行為によって多くの会員が本人が気がつく、気がつかないに関わらず、金銭的、精神的に被害を受けることがあります。
サクラの目的は大きくわけてふたつあります。
ひとつ目は、「冷やかし」です。メールを送る相手に対して、会う気がないのに恋愛感情を持っていると誤解されるような文章を送りつけ、相手からの反応を見て喜んでいるというもの。本人にはサクラを行っているという意識よりも「からかっている」または自分のメールで一喜一憂している人間をみて楽しんでいると言う行為です。実際に会えば何の問題もありませんが、ほとんどのケースで会うことなく自然消滅し、また新たなターゲットを選んで同じことを繰り返します。
この場合に被害として男性会員のみ有料(ここではポイント制として解説)のケースでは男性会員は実際に会う気のないサクラに対して、「せっせとメールを送信した数の分だけお金が発生している」と言う事になります。当人が騙されていても構わないと言った場合には被害とは言えませんがw。
メールを行うためにサイトに支払った金額が実は何の意味もなかった。ただドブに捨てただけ。これは多くの人は納得がいかないと憤るのは当然の事ではないでしょうか?
ふたつ目は運営会社が組織的に行っている「サクラ」です。
もっとも悪質で多くの出会い系サイトで日常的に行われている行為と言えるでしょう。
自分の住んでいる地域の新聞や求人雑誌で「文章書き、WEBライター」などの仕事内容を伏せた高額時給の仕事の大半はこのサクラ会員の募集と言われています。
時給1000円以上はザラと言われており、かなりのバイトになりますが、その本質は会員を騙してお金を取るという詐欺行為です。運営会社として利益をあげるために自分のサイトの会員数を多く見せるための行為なのかもしれませんが、最近のサクラ会員の手段は手が込んでおり、会員数を多く見せると言うより如何に会員(その多くのターゲットが男性会員)からお金を支払わせるかが目的となっています。
このように大きくわけて代表的な詐欺行為はサクラによるものとなります。
結婚詐欺、出会い詐欺
実際に出会いサイトを利用し、相手と出会えた場合に発生する被害とは
メールから始まる恋愛と言えば良いのでしょうか?
出会いサイトを利用する目的は人それぞれで単純にメル友募集や恋人探し、なかには肉体関係のみを目的とした投稿もあります。
当人同士が納得のうえでお互いに会う、会わないを決めてから関係を作る事は何ら問題はありません(ただし、不倫や未成年者との肉体関係や金銭的援助を目的とした行為は法律違反となります。)
実際に会ってから被害になるケースのダントツ一位はやはり「金銭の賃借」問題です。
出会ってから親しくなり、自分が相手に好意を持った、またはお互いに好意を持っているのを確認済みの状態でお金を貸してしまい、その後は一切返済されず逃げられたと言うケースは古くから存在しており、結婚を前提に行われる詐欺として「結婚詐欺」など有名です。
出会いの場合は「出会い詐欺」と言えば良いかもしれません。
この場合、「民事」として訴訟を行うことが可能となります。訴訟に関する手続きは後述しますが騙されて泣き寝入りはしないで下さい。
もっとも一番安全で確実な方法は「金銭の貸し借りはしない」と言う事です。
有料サイトのサクラ詐欺
出会いサイトが危険、怪しいと言われる最大の原因は、このサクラにあると言えるでしょう。
サクラ行為を積極的に行っている出会いサイト運営会社は犯罪会社と変わりありません。実在しない架空の会員を自分のサイトに登録し、有料会員とメールをやりとりを行わせて利用料を巻き上げる手口は悪質そのものです。
しかし、そのサクラ行為に対して会員側でチェックする機能や方法がまったくないのが現状です。
送られてくるメールが実在する会員なのか?またはサクラ会員なのか?
その選別方法がない状態で一通開封し送信するたびに何百円(相場として一回の送受信で500円前後)が発生します。
異性とメールをする場合、会話が盛り上がれば何通もメール交換が行われる事でしょう。
実在する会員なら問題はないのですが、それがサクラ会員だとしたら。。。。
当然のことですがメール回数が多ければ多いほど運営会社にお金が入る仕組みです。
悪質な業者なら実在しようがしまいが、メール回数を多くするため架空の会員をつくりウソのメールを何通も男性会員、女性会員に送ることでしょう。
有料サイトに登録し利用する上で注意して欲しいのは有料サイトには「必ず怪しい会員がいる」ということです。相手のメールの反応を冷静に見極めて対応することを心がけてください
はじめに
出会い系サイトで被害にあった場合の対策について
当サイトでは出会い系サイトで詐欺や被害にあった人へ対策方法や場合によっては法律の力を借りて対抗する方法を紹介しております。
当サイトで紹介する方法については実際に法律の専門家の方々に相談し、出会いサイトでの問題として代表的な例などに対する対策を記載しております。
ただし、各個人によって被害をうけたという認識の違いや誤解などもありますので、出会いサイトで多く取り上げられる事項を中心に掲載しています。
出会いサイトでは、「サクラ」による被害がその大半と言われており、個人で冷やかし行為として行っているサクラ、出会い系サイトを運営している運営会社が組織的にサクラ行為を行っているケースなどが代表例と言えるでしょう。
当サイトでは、上記ふたつに関して抱いた疑問を法律の専門家に質問してアドバイスを頂きました。サクラ行為自体、出会い系サイトとは密接な関係にあり、サクラのいないサイトを探す事自体が非常に難しい状況です。
出会いサイトでサクラに騙され続け、何十万、なかには何百万とお金を払ってしまった被害者も少なくありません。ここまでいくと立派な犯罪と言えます。しかしながら、出会いサイトでサクラ行為を行った人間が摘発されたというニュースは皆無です。
いかに出会いサイトの世界が無法地帯なのか。。。
安易に出会いサイトで出会いを求めることの危険性の警鐘として。
また、被害にあった場合に最小限で押さえるために当サイトがお役立てば嬉しいです。